医療福祉業界ピックアップニュース
医療福祉業界ピックアップニュース
文書作成日:2016/04/14
養介護施設での高齢者虐待、26年度は過去最高の300件に

 厚生労働省が2月5日に公表した調査結果により、平成26年度の養介護施設での高齢者虐待の相談・通報件数は1,120件、うち、虐待と判断された件数は300件に上り、いずれも過去最高となったことが明らかになりました。

 これは、厚労省が全国1,741市町村(特別区を含む)と47都道府県に行った「平成26年度 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果」によるものです。

 高齢者虐待と認められた件数は、前年度より79件(35.7%)増加し、市町村への相談・通報件数も前年度より158件(16.4%)増加しています。

 虐待の事実が認められた施設の種別は、「特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)」が95件(31.7%)で最も多く、次いで「有料老人ホーム」」67件(22.3%)、「認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」40件(13.3%)、「介護老人保健施設」35件(11.7%)となりました。

 発生要因では「教育・知識・介護技術等に関する問題」が184件〈62.6%)が他を引き離して最も多く、「職員のストレスや感情コントロールの問題」60件(20.4%)、「虐待を行った職員の性格や資質の問題」29件(9.9%)と続いています。

 被虐待高齢者の総数は691人で、「身体的虐待」が441人(63.8%)、「心理的虐待」が298人(43.1%)でした。また、117人(16.9%)が「経済的虐待」を受けている他、「介護等放棄」8.5%、「性的虐待」2.6%も見受けられました。被虐高齢者631人のうち、女性は69.7%となる427人。年齢別では80歳代が多く、要介護度3以上で80.6%を占めています。


 調査内容の詳細は、以下のサイトでご覧ください。


厚労省「平成26年度 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果」


※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
  本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。
お問合せ
株式会社WiseBrainsConsultant&
アソシエイツ
〒850-0033
長崎県長崎市万才町10-16
パーキングビル川上301
TEL:095-895-8351
FAX:095-895-8361