医療福祉業界ピックアップニュース
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文書作成日:2016/02/25
平成26年の救急出動件数は過去最多の598万4,921件/消防庁発表

 消防庁は昨年12月22日、「平成27年版 救急・救助の現況」を公表しました。このデータは毎年公表されています。

 今回の発表は平成26年中の全国の救急業務、救助業務の実施状況を報告するもので、このうち救急業務に関する主な内容は以下の通りです。

@救急出動件数と搬送人数

 救急自動車による救急出動件数は598万4,921件で、前年比1.2%増。搬送人員は540万5,917人で前年比1.1%増。いずれも過去最多を更新しました。これは、5.3秒に1回の割合の出動で、国民の24人に1人が搬送されている計算になります。

 出動で最も多いのは「急病」で全体の63.2%、次いで「一般負傷」が14.8%、「交通事故」は8.7%で、前年よりも18,435件減少しました。

 年齢別では高齢者が55.5%を占め、乳幼児は4.8%となっています。高齢者の構成割合は平成元年時点では23.4%に過ぎず、年々増加傾向にあります。


A現場到着所要時間と病院収容所要時間

 救急自動車の現場到着所要時間(事故の覚知から現場到着までの時間)は全国平均で8.6分。前年より0.1分延伸しました。

 病院収容所要時間(事故の覚知から医師引継ぎまでの時間)は全国平均で39.4分で、こちらも前年より0.1分延伸しています。


B一般市民による心肺蘇生等実施の有無別生存率

 平成26年中に一般市民が心原性心肺機能停止時点を目撃した傷病者2万5,255人のうち、一般市民が心肺蘇生を実施した傷病者は54.2%にあたる1万3,679人でした。

 一般市民による心肺蘇生の実施があった場合の1か月後生存率は15.4%で、実施なしの場合の約1.8倍に、実施ありの場合の1か月後社会復帰率は10.8%で、こちらも実施なしと比較して約2.5倍高くなっています。

 一般市民がAEDを使用したケースは1,030人で、1か月後生存率は50.4%と実施なしの約6.0倍に、1か月後社会復帰率も43.3%で実施なしの約10.1倍と高くなりました。


  詳細は、以下のサイトでご覧いただけます。


消防庁「平成27年版 救急・救助の現況」


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